――備蓄庫――
[探しに行けば、やはりそうだった。目に入るのは小さな少女>>252。倉庫の中で佇むリーザの後ろ姿に声をかけた]
おい、チビ。やっぱここか。
[ずかずかと近寄ると倉庫の中から人数分の食料を取り出すのを手伝う。
――どこかで何かが唸るような音>>245が聞こえたのは、そんな頃だったろうか。
先ほどふと、何か考え事をしているように見えた少女の後ろ姿を思い出し]
なにいっちょまえに悩んでんだ。
………人狼が、怖いか?
[まだ年端もいかない少女だ。この状況に対する不安は大きいのではないかと察し、そんな風に尋ねる。
彼女が気にかけているのがまた別のことだったとは知らない]**