いらっしゃい、お客さん。
[カウンターにてカタリナが連れてきた行商人を、客として迎え入れる。
さすがに扇子を片手に対応はしないが、浮かべる微笑とその視線は、見るものにとっては客を値踏み……評価しているように見えなくもないだろう。]
ご覧の通りの客足さ、広々と使ってくれて構わないよ。
村の連中が飯だ酒だと押し掛けるかもしれないが、そいつらにも何か売り付けるなりしたらいいさ。
ここはね、あんたたち商人にはウケがいいんだよ。今後ともひいきにしておくれ………
[チェックインのときには、そんな話があったとかなかったとか]