[ 正座をして謝られたならば
居心地が悪くなるので止めるところだけれど、
落ち着くのでこのままで、と言われたら>>256 ]
それほど言うなら好きにし給えよ。君。
[ と、ベッドに正座する彼女と向き合う形になる。 ]
……僕が傍にいたら…。か。
本当にそうかどうかはわからないけど…
そうだな…、そう言ってもらえると少し…嬉しいかな。
[ ローが側に居ればカレルは大丈夫な気がする、と。
それは彼女の直感のようなものだったのだろうか。
そうだったにしろ、違ったにしろ、
彼女の純真無垢な灰色の瞳で言われたら、
薄らと笑みを浮かべて、ありがとうと学者は言った。 ]