[痛む身体に鞭打つように立ち上がり、軋む身体に表情は歪むがそれでも歩きだして落ちていた剣を拾い。少女の元へと近寄ろうとすればぴくり、と白竜が動き小さく鳴いた。] …大丈夫、これで最後にするから。[ちらりと視線を白竜へと向けて笑みを見せて。そのまま少女の元へと歩み寄り、その身体の近くに曲刀を突き立てた。] もし、次があるなら殺す。 俺には待ってるヤツがいるから、例えお前でも容赦はしねぇ。[それは自分へと言い聞かせる言葉。険しい表情でそう言い切ると、ふと表情を緩め。]