― 開戦前・学校跡地 ―
[狙撃兵の公国側配備があらかた済んだ頃]
……これでこっちは良いかな。
まあ、こちらは主力のいる方だし、せいぜい足止……。
[メルクーリオが慌ててこちらに走ってくる。
やっと起きたか、と、自分のねぼすけ具合を棚上げしつつ、待っていると。手に持った地図をばしばしと叩きながら何やら怒っている]
え、帝国側って、……あれ、俺、そっち?
[寝ぼけてるんじゃないです、と怒られました。
久しぶりに自力で(悪夢のせいだけど)起きれたのに]
……あ、はい、向かいます。
申し訳ありません……。
[しょんぼりしながら帝国側の橋の警戒へと向かいました*]