[星司の治療の間に、
ウェルシュカーディの呟きを拾えば>>258]
あっ、それは少し分かる気がする。
本当は気配り屋さんで優しい子なのに、
照れ屋さんっていうか、表現方法が不器用っていうか…
[セインとウェルシュカーディの関係と
時折織り成されるドタバタは微笑ましく見ていたものだが。]
あれかな。いわゆる……
大切な人や、好きな人になかなかギリギリまで
素直に大好きだって伝えられないタイプ。
[異世界で言うところの『ツンデレ』という単語は知らぬので、
他に表現が思いつかず、言語化はつい端的なものとなってしまう。
林檎を齧る音が止まった気がするが、それも知らぬ振りだ。
振り向いたら怖い気がするから、振り向かない。]