── →食堂 ──
[そして、皿を運び食事を始める為に食堂を訪れたのなら
まさに記憶の隅にあった客人が、
近くで見ればはっきりと分かる数年前の面影で>>247
そこに当たり前のように、いただろう。]
君は……ニコラスなのか?
[仮にそうだと肯定を貰ったとしても
残念ながら再会の喜びは今芽生えない。
百年前と同じ、この村では有り得ない筈の気候
出来ることなら彼にもアルビンにも晴れた村で不自由無く過ごしてもらいたかった。
自分にとっての12人目とのやり取りが終われば、集まる面々に食事はどうするか今一度問い掛け。
欲しい者がいればテーブルに並ぶ量はそれだけ多くなる。]