[触れられたような感触に>>266 契約者は有峰と名乗った女性の方を振り向きます。
傀儡以外、一部の人を除けば見えないはずですし、きのせいでしょうか。]
へぇ……二人旅も一人旅も、楽しそうです。
私は、一番上の大きな部屋に。
ここはいろいろなものがありますから、
[そう話しているうちに、階段を上りきってしまいます。
ふと傀儡が更に上に続く階段を見上げれば、着物姿の非常に愛らしい少女が降りてくるところ。]
……お迎えが来てしまいました。
ご助力、本当に感謝致します。
船の中を見ていることが多いので、またお会いしましょう。
[手を貸していただいた二人の話を聞きたかったのか、やや名残惜しげに。
一度深く頭を下げれば、上りの階段の最初の一段を踏みまして。
それからは、少女に引っ張られるように、更に上の階へと。]**