[穏やかな時間に目を細め景色をのんびりと眺める。] …俺さぁ、すぐそこに故郷の村があんだよね。 今帰りたいとか思わねぇけど、ちょっと心配なんだよなぁ。[今は戦火が森を侵す事もなく平和に見える。村が戦場になったという話しも聞かない。だが、それがずっと続くのかと言えば微妙なところで。] ……戦争なんて馬鹿馬鹿しい、いっそ籤かなんかで王様決めりゃいいじゃねぇか。[小さく呟いた。]