あー、さっきな。で、宿に荷物が置いて此処へ来た訳だが相変わらずオットーはのろまだな。
そう、今年はやけに雪が多いって言うのにお前が配達が遅いから身体が冷えちまったよ。
[会って早々、大して待ってない癖に文句をつけた>>252。
レシピ本の話しを持ち出されれば、早速と言わんばかりに香辛料をオットーの前に差し出して。]
そうそう。今度は珍しい香辛料を見つけたんだ。
パンの新作にひとつどうだ。スパイシーなパンを作れば客も喜んでくれるぞ。
いやあ、久しぶりに俺もオットーのパンを食べたいな。
[嫌がらない様なら親し気な態度でオットーの肩に手を置いて香辛料を勧める。アルビンはこういう時ばかり調子が良い奴だった。]