[けれど、"今"は―――…。]
あの薬は、何のための薬だ?
お前の―――…命の残りは…どのくらい?
[命の残りを尋ねたなら、
生き残りの命が30歳までであることを、知りながら
ディーク自身の身体の状態を尋ねていると、
分かるだろうか>>1:587
副艦長権限で知りえた情報。
祖国も故郷もない彼のこと>>2:349
ギリギリの身体を抱えて、それでも―…個人的な我儘だからと、
生き場所を求めて、ふにゃりと笑う男。
首筋にナイフを突きつけながらも、翠緑は、
ディークの爆死を想像したとき以上に>>82
酷く苦し気に歪んで――…泣きそうに、揺れてしまう。
彼が二度と、あんな顔をさせたくないと思ってくれていたとは
知れぬまま>>112*]