―医務室でカークと―
[それはまだ医務室に居た時のことだった。
ベルティルデがいなくなったので――。とは。
まさか言いはしないが、残る怪我人への配慮はしない。
暫くぶりに落ち着いて味わう煙草の紫煙は、
ダーフィトに一息つかせるには十分だった。]
そうか。…その様子じゃ、
一番酷い怪我をしてるのはお前なんだろうな。
こっちは、――ぁー…。
残念なことに、接触する前にメリーがダウンしちまったよ。
[カークの動作>>250へゆるく目を遣りながら
ダーフィトは溜息混じりに接触失敗を伝えた。
いつか伝言を頼まれた名前が出れば、おやと瞬きし]