[と、出発しようとしたのだが、少女はふと思い立って金色の髪の青年に寄っていく。]あのー、マハラさん。先刻、倉庫に兎を引き受けて貰った時に投網を借りてしまったんですけど、使っても大丈夫ですか?[回数制限を設けるならそれに従い、使用するのは認められないのであれば彼の手に返す。]