人狼物語−薔薇の下国

554 虹竜彩菓 ― 騎竜師学校祭典中 ―


修練生 アイリ

― 中庭・綿菓子屋台 ―

『ありがとー、って、本当に気にすることないんだからね?』

[涙ぐんでいるようにも見える少女>>256を、気遣うように体を屈める。
 精霊術の使い手である彼女は、地面を戻した上で更に強固にしてくれたようだ]

『こんなことまでしてもらっちゃって、むしろありがとうね?』

[微笑みながら礼を告げる。
 話題がアイリのことに及べば]

『そうそう、騎竜が綿菓子に似てるからって興味を持ってくれたみたいで。
 ふふ、あの子自身もひよっこのはずだけど、先輩の顔をすることもあるのねぇ』

[先輩後輩の繋がりは学校の伝統のようなものだから、こちらとしても好ましいものだ。
 目を細めながら呟いた後、そうだ、と視線を向け直し]

(265) 2021/12/11(Sat) 00:28:07

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