とりあえず、西からのの合流は、ミヒャエルが遅らせてくれるだろうから、もうちょっとは余裕あるかな。[言いつつ、ここまで下げていた槍を握りなおす] ……北からの新手が来たら、軽歩は一度後退。 騎兵は西へ向けて展開ね。 森ん中にいるって事は、騎馬は多分いないでしょ。 ……北からの新手は、俺らが直に蹂躙するよ。[薄い笑みと共に告げられた方針に、その場に戦慄が走った。「やばい」「大将がやる気出した」「……死んだな」なんて囁きが風に散ったが、身内に以外には届くまい。*]