[どこかでディーターが厨房に顔を出したのなら>>252
風呂のことを伝え聞かされ、分かったと返事をし。]
それはそうだけどね。
君は周りを助けっぱなしなんじゃないか?
非常事態の男手だからといって、自分ばかり働くことは無い。
勿論、皆色々してくれているけれど……あの子が心配することはしないでくれよ。
[配膳する彼の傍でそう語り掛けたのは
真っ直ぐ突き進む性格を昔から知っているからこそ。
見送った後はひとまず自分たち三人の分、オットーとヤコブが準備してくれた食事を器に
冷めてしまってはよくないから。他の食器はすぐに使える場所へ、誰かが欲する時いつでも出せるようにしておいた。]