[泣きそうな、不安そうな瞳をしていたからだろうか。テオドールは、シグネットリングと、美しい王家のサンストーンの嵌まった指環を 並べ、彼の国と彼の話をしてくれた>>237.“小さな太陽の国“という、ソール王国>>0:104王家は太陽の護人《ソール・ウォッチメン》王家の子どもは小さな太陽の子《リル・ソール・バーン》と呼ばれること。32年前に、燃料となる美しいサンスートン目的で群青の炎に呑まれた、赤い大地>>0:106。父と母と兄と姉を亡くし>>0:111一人だけ処刑を免れた、左腕を失った第三王子。>>0:109]