[話の流れで、父は御名玉璽を作成する旨を此方に伝え、尚書官長にその手続きを踏ませるように命じたと。
何れ大将の方に話が届き、報告も有るだろうと言われたら此方とて反論をする事は無かった。
その時は大将に話を通さなかった事に疑問を抱かず、了承の態を示す。]
では、報告の方をお待ちしております。
[あの時、自分は如何して大将にも話を通してなかった事に疑問を抱かなかったのだろう?
あの時、父は如何して大将にも話を通してくれなかったのか。
一月以上時間が経ったのに、王は尚書官長に追求もせず此方にも話してくれなかったのか。
何故だ、如何してだ。如何して。如何して、如何して*]