なのに! 北の連中は俺たちの声を聞こうともしない! いつもそうだ。 大事なことはみんな俺たちの頭の上を通り過ぎていく。 貴族連中が陰気な顔寄せ合って、勝手に全部決めてる。 この国を支えてるのは誰だ!? 貴族のやつらか!?[群衆のどこかで、「俺たちだ!」と声が上がる。そちらを指さし、大きく頷く。]