…あ、あの…もし。異界からいらした方ですね。はじめまして。私、ベルティルデ・アウリーンと申します。流水の守護の血脈に連なる者ですわ。――貴女のお名前は?[微笑んで一礼してみせたものの、心臓は鼓動を早めている。つっかえずに自己紹介をする事が出来ただろうか。少し不安げに御魂の少女を見つめた。]