人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[それを彼女はどう受け取っただろう。
それから幾度か、彼女は手紙と共にやって来た。>>6+103

それを男は断らなかった。
断らずに何度か、静かにただ言葉を交わした。
心の痛み沈めるような穏やかで、不思議と静かな時であったように思う。それは5年前、彼女がアンディーヴ候を継いで途絶えた。

今もチコリの花を見ると、時折あの頃のことを思い出す。
会戦の後に手紙が届いた。
無事を祝うだけの短い手紙の差出人は、昔の妻の名だ。

10年も前のファミルの言葉が遠く響く。>>6+99
静かに、穏やかな痛みが胸のうちをただ*過ぎて行く*]

(264) 2015/11/19(Thu) 18:28:19 (dia)

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