人狼物語−薔薇の下国

297 吸血鬼の脱出ゲーム


夜盲 ジャン

―バルコニー>>248>>249>>250>>251

 過去より今の方が良いと思えるなら、尚更良かった。

[暫しの思案の後に返された答えに、静かに笑う]

 ええ、とても真剣に――必死に見えましたよ。
 なんでだろうって思う位に。

 …………。

[手摺まで歩を進めれば、風が心地よい。
鴉の青年も隣までやって来たようだった。謝罪はあっさりと受け入れられる。そうなることは、何処か晴れやかな彼の表情を見た時から、予想出来ていたかもしれない]

 ふふ、寛大でいらっしゃる。
 僕は多分少しだけ、貴方のことが羨ましかった。

[言葉は其処で途切れ、深くは語られない]

(264) 2015/02/07(Sat) 23:43:10 (karara)

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