[根本的に黙っていたことが嫌であった。というのを理解できていない。
いや、わからないほうがいいのだ。]
……ごめん。
[応えれない。受け止めれないところがあるから、詳しくはいわずに謝る。
役割上そのほうが都合がいいということもある。
だがこれは自分の我儘といわれても否定はできない。
自分自身に価値がなくて、重きをおかなくて、それでいいじゃないかと思っている。
別に、自分が栄誉を得る必要はないし、自分が生きていなければならないわけではなく、絶対に必要とされないでも、そんな状態の者がいる国ってのがあっても、いいじゃないか。そんなひどく個人的な我儘もあった]