──![避けきれず駆っていた馬体に槍が深々と突き刺さる。]こっの、や、ろう!────…[馬に槍を突き刺した主に向けて曲刀を振り下ろせば、ぎいん!と音を立てて抜き放たれた刀に受け止められた。]…ッ[交差する刃の向こうに見交わした空色は見まごうはずもない。カレルだ。]