[ふと愛し子のほうを向く、紙を拾い上げ視線を這わせるところであった>>259その様子を観察していると、彼が眉を顰めたので、何事かと手元の紙を覗き見る。] ……コメントに困ります。[偽らざる気持ちを口にして、浮かべたのは苦笑といったもの。] まあ、行く気はないんですけどね。[金貨の中では闘技場《血狂い》と研究所《異形の有翼人》と魔王城《意思持つ炎》の印象が強かった為、彼らが宴と認識するものが自分達に向くとは到底思えなかったのであった]