人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


語り継ぐ者 ローランド


 …もう一度、行かねば───っ、

[呟いた直後、前触れ無く底冷えした声>>261が近くで響いた。
ハッと視線を向ければ、半透明の姿で佇む青年の姿が見える]

 死人……?
 いや、幽鬼の類か…!

[即座にファルカタを抜かなかったのは、まだ冷静に状況を分析出来たからこそ。
ただの武器で相手を傷つけることは出来ないからだ。
死を視る眼が幽鬼の視線と絡み合う>>262
押し潰さんばかりの圧力は精神を蝕みそうなほど。
男はぎりと左手を握り締め、未だ傷の残る掌に爪を立てることで精神を保った]

(264) 2014/09/13(Sat) 15:32:44

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