人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


狩猟師 ギィ

[狩りの時のあの高揚感と同じ、否、それ以上の愉悦があったと。
ゲームに関しては暫し思案し、自分の分のグラス摘み上げ]

 ゲーム自体はな…、正直、余り興味を持てない。
 ただ、勝利を目指さねば何時、処理場の藻屑となるか解らん。
 仮令勝っても、我々の未来に光は差さぬかもしれないが、ね。

[グラスを摘み上げ、己はクレスの直ぐ傍、再びテラスへと凭れた。
乾杯、とグラスを掲げ、赤紫色の液体を嚥下していき]

 ああ、それと…ルージュとやらの血には、興味があるな。

(263) 2013/10/04(Fri) 22:16:27

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