で、す、が![人の身でも鋭い犬歯を昼行燈>>207に向けて牽制するも、王から声が掛かれば咽喉が唸った。>>205 高邁な王にとって好奇の眼差しが些事であるとは理解しているものの、挑発的な言動を看過できず。忠心ゆえの固執を露呈。] ―――…ふん、 貴様らとは決着を預けているだけだ。 無傷の凱旋など、夢と知れ。[爪は辛うじて抑えたが、口が出るのは赦されたい。 それでも、獣も彼女と同じく。 第三者である“前座”に敗北を期すこと、考えもしないまま。*]