[変化するものこそが生き残る。
コリドラス>>237は変化というものをそう捉えたらしい。
確かにラモーラルはその在り方を変化させた。
アルブレヒトがそうさせた。
それにより発生した変化について来れないものが行く末は、想像に難くない]
「……本当に、君は聡いな」
[暗殺の件の辺りで紡ぐのは冗談めかした声。
どれに向けての言葉かはそれだけでは判じ得ないだろう。
敵にしたくない相手だと思考した直後に上げられたもう一つの理由が耳に届くと、これまでの表情とは一変、惚けたものが浮かんだ]
「──── は?」
[瞠る瞳は、真か?と問うようにコリドラスに向けられる。
どこまでも感情を抑える男だと、そんな感想さえ胸に抱いた**]