[それは一見すれば、金槌に似ていた。 しかし柄の長さは1mを優に超え、柄頭は片側が平ら、片側が尖った形状をしていた] ――って、重っ[重いは重い。 しかし精霊の加護を受けた今、振るえぬ重さではない――むしろ設えたように丁度いい重さだと、感覚で理解する]