でも、俺は…… ロゥ…ローさんが、いて下さってうれしいです。 他の誰かではなく……貴方に、お会いできてよかった。[遺跡での日も、今も。“わたし”の気持ちを表に出すのは久しぶりすぎて。ひどく拙いながら、存在を肯定する言葉を心から口にして、ローの瞳をまっすぐ見上げ。えへへ、と照れ笑いのふりに紛らせた。]