[枷が外れたように笑っていたゾフィヤだったが、あまりにもきょとんとした表情を向けられていれば、瞬間的に引っ込めるくらいの分別はあった。とはいえ、名乗る際にはゆるりと笑ってみせたし、>>245記録を返した後に見せた笑みには、心からの、朗らかな笑みを向けて] お礼は、……したくてやってることだから、 別に、いいけど。 でも。 ……そうやって笑ってくれるのは、 わたしも……うれしい。[告げて向けた笑顔は、何よりも輝いたものに見えていただろう*]