……え、[おぶっていく、抱きかかえる。 その発想はなかった。 先までの自分であれば、絶対に嫌だと拒んでいただろうけれど。 一刻も早く、何があったのか知りたいという気持ちが勝ったのだろうか。] じゃあ……おぶって、貰えますか?[素直に申し出に甘えることにした。]