[どうかしたのか?と不思議そうに聞かれれば、再びにこりと笑う。
上手く笑えていると思ったが、やっぱりいつもみたいにはいかないようだ。]
やっぱり、ソマリは分かっちゃうのね。。
[そう言って、困ったように苦笑する。
そして、そのまま彼と視線を合わせ……理由も動機も全部すっ飛ばした結果だけの言葉を放つ。]
……"約束"覚えてる?
ねぇ、ソマリ?
それを果たしたいって言ったら……
大人しく殺されてくれるかしら?
[ごくごく自然に、花屋のテーブルで向かい合い、世間話でもするかのように。
そう言って、にっこりと微笑んで、滑らかな動作で腰のナイフを抜いた。
それは本気をと覚悟を示す証。
迷うことなく切っ先をソマリに向けたのならば、彼はどんな反応をしただろうか。]