[傷薬は塗れない、けど大丈夫だとシスターは笑うけども。>>260 1日1度しか出来ない理由を、忘れられるわけなどなく。]実際にはどの程度かはわからないけどさ。それでも気を失うほどに血を流してるなら、大丈夫とは言えないでしょ?そして今日もまた……なんでしょ?[やれやれ、と肩を落とす。 青年の心を支配するのは妙な敗北感。 ここで、シスターを信じられれば、きっとラクになれるだろうに。疑わないで済むのだから。 けども、結局判断つかぬまま。 傷つけるのを見過ごすのみで。]