ま、分かる気がするが。
そういう気持ちはあるよな。
[面倒だ、と言う雰囲気を察し、何となくだが言いたい事わ分かる、と。]
解剖の手伝いか……なるほど。
用具とかの準備は医者に頼めば出来るだろ。
[その様に予め根回ししておくか、とぼんやり思っていたら、ウェルシュもこれまた良い笑顔で全部やろうと言い出して、くくくっ、と黒い笑いが止まらない。]
よし、それで行こうか。
俺は忙しかったりするから、ずっとは出来ないが……。
ま、「病院内で暴れても大丈夫だ」と皆が知れば、誰かが来てくれるだろ。
[煙草の火を消したら、吸いたい欲求も収まったので、ベンチから立ち上がり「そういう事で“愉しもう”じゃないか」と言って手を振ったら、中庭を後にし、露天風呂へ向かうだろう**]