― 戦舞台 ―[従順なる護花>>252を後方に従え、氷華は戦舞台へ降り立つ。 眼差しは鋭く硬く、遊びを感じさせぬ表情で周囲を見回し。 真っ先に目に留まるは、蓮魔とその従華の姿] ――また、煩き者が現れたな。[この主従がそのまま対戦者となるかはわからず。 蓮魔の過去も思いも知らぬ氷華は、表情変えぬまま言葉の届く距離まで進み出る]