人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


読書家 レト

 嘘じゃない、し

[言葉にも手にも力は篭らず
視線を逸らすよう俯いて、僅かに赤の滴ったネクタイに下唇を噛む]

 今度は回りくどくないけど
 やっぱあんたの言うことさっぱりわかんない

[誰が生きようが、死のうが
望みはあれどほとんどがどうしようもないこと。
自ら血を啜り一度息が途絶えるを目にしたろうに。
その声は呆れを含んでいる]

(261) 2013/10/11(Fri) 23:53:05 (茄子)

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