……言うだけの事は、あるな。閃影。 ――――……ならば。 あの子は。“リーゼロッテ”は。 確かに、お前が護ってくれるのか?[痛みを堪え。絶え絶えに、問い掛ける。緋色の竜が心配を声に乗せ、問い掛けるが。背に、篭らぬ力で頬ずりを返し。]