人狼物語−薔薇の下国

21 剣と想い ─少年たちの継承戦争─


細氷の騎竜師 キアラ

― 霧がまだ晴れぬ中 ―

[ぐん、と体の回りを力強い風が取り巻く。>>248
これは前と違うなと、ショックのせいでぼんやりする頭で考えた。

ゆっくりと地面に降ろしてもらっても、体中が痛くて起き上がれない。その横に座り込んだ氷竜は、心配そうにルゥルゥと鳴きながら少女の顔に鼻先を寄せていた]

だい、じょぶ。
ごめん、ね。

[瞼は閉じたまま、なんとかそう呟いて手を伸ばした。
曲刀は風刃を受けた時に落としてしまったのか、手元にない]

(261) 2013/07/18(Thu) 01:17:02

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby