人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


備品係 ジェフロイ

[その手はそのままソマリの首に向かう。
両手でソマリの白く細い首を締め上げるように絞り上げ、ジェフロイの脳から遠ざける。

首を大きく後に仰け反らせると、ボタボタと液体になった脳が床に零れ落ちる。それもじきに止まり、シュウシュウと音を立てながら脳を再生させ始めた。

ソマリの首を絞めている両手はその力を緩める事なく、時と共に皮膚に爪を喰い込ませ縫いとめるかのように抑え込む]

[やがて頭蓋骨が再生される頃に、もしソマリが両手の中にまだ留まっていれば、その首筋に牙を立てて血を吸い上げるだろう]

(261) 2013/10/07(Mon) 03:01:28

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