[ラバルの館ではその後どうなっただろう。
隣の客間の出来事はわからぬが、帰る際に私の怒鳴る声くらいは聴こえたかもしれない。
頬を晴らして私は馬に乗り兵舎への帰り道を走っていく。
王宮で暗躍があることなど私は知らない。
ただ真実がきちんとした形で世に出ることを祈っているだけ。
しかし帰る途中に不穏な噂を信じている民衆に道を塞がれ絡まれる。
今は胸の居心地が悪い、喧嘩でも買ってやったら気は晴れるだろうか。それは>>244 王宮へと向かう彼女の近くかもしれない*]
邪魔だ・・・・・消えろ、機嫌が悪いんだ今・・・・・・。