人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル軍大佐 タクマ

[ その後の、ファミルがウェルシュに意図を語り意志を問う言葉には、再び口を挟むことなく沈黙を守る ]

[ 沈黙しながら、ファミルがここに来たのは、ウェルシュに後のことを託すためだったのではないかという考えが頭を過った ]

[ カルボナードから出た通達は、男の目にも触れている。ただし、それは男に宛てたものではなかったから(そもそもカルボナードは男がどこに居るかを知らない)命令として受領はしていないのだが。
今のファミルの身の安全が、モルトガット皇帝の庇護ひとつによってしか護られないことは確かだ。船に居た男達は、その庇護の一部だろう。だが、彼女はそれを置き去りにして、ここに来た。

この戦の終わりを生きて見る事を、既に彼女は諦めているのではないだろうか? ]

(261) 2015/11/07(Sat) 10:01:02

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