───きゃあ![ずるりと滑る足元。滑らせた地面は泥沼のように柔らかくなり、ローズマリーの足を捉える。転びそうになったところを護衛が支えたが、他の護衛も含めて皆地面に足をとられてしまっていた] な、なに、これ![ここで咄嗟の対処が出来ないのが歌魔法の難点でもある。何よりこれから脱する歌は流石に持ち合わせていなかった]