人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の僕 ルートヴィヒ

[と、ひとり、と手の甲に濡れた気配を感じ、はっとそちらを見やる。
向けた視線が二つの眼と出会い、そして、数秒止まった。

見上げるシヴの眼差しが…相変わらず眼の色の判別は難しいが、今となっては顔を見れば二頭を見分けるのは容易い…男を諌める。
先ほど青年を威嚇したとはいえ、理性的であることに定評のある彼女である。
その瞳に窘められて、男はゆっくりとサーベルの柄から手を放す。]

(260) 2015/10/15(Thu) 16:40:57 (だいち)

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