人狼物語−薔薇の下国

448 vinculum lapis


電気石の赤鬼 キアラ

[お堅い、そして何より近寄りがたいと思っていた龍族の長と、気付けば当たり前のように笑顔で会話している。
 その状況を齎してくれた『柱』の使命に感謝を新たにしつつ]

 おう、そりゃあいい。
 丁度、アタシも島に何かが出来ないかって、考えてたところなんだ。

[そう答えるキアラもまた、相手が歴史ある種族の長であることは深く考えてはいなかった。
 それはある意味、種族のしがらみを超えた『柱』同士の関係性を築いたことの弊害だったかもしれない]

 温泉かぁ。
 そりゃあ酒が美味――島の活性化に役立ちそうだ。

[即物的な所に飛びついてしまう鬼族の感性は、利点やら欠点やら*]

(260) 2016/09/27(Tue) 22:50:37 (suzukake)

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