でしょう?あっ、でもダメっ![宝物みたいだといわれて、嬉しそうに頷いたけど。手が伸びてきたときは、パッと身を引いて隠してしまった]ご、ごめんね?これは、お守りみたいなものだから。[これは自分だけのもの。その思いが強くてシュテルンすら拒絶してしまった。それがとても申し訳なくて、何度も何度も頭を下げながら。それでも、誰かに渡すようなことは出来なかった]