──── 現在メイン・サロン付近 ────
[ Nルームを後にして少ししところで
綺麗な猫がやってきた。>>240
そこでまだこの船に残っている人物の名簿を受け取る。
キーロックシステムやらハッキングやらの話は
全く分からなかったが、これで少しは
"じんろう"が探しやすくなっただろうか。
その気遣いが主人からのものであったとは知る由もなく。
"ありがとうございます"と丁寧に頭を下げ
第2エリアへと歩き始める。
歩き始めて数分後だったか、声をかけられたのは。>>234
声のした方を向けば視線は私を捉えていたから
すぐに膝をつき頭を下げよう
────と した。
けれど出来なかった。 ]