人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


薬師 クレステッド

 ああ、そういや……。
 
[吸血種となった自分に薬は必要ない。別に自分のために作り続けていたわけではないが、今この場にいるもので薬を必要とする者はいないだろう。
いるとすれば、]

 そういえば、べリアンはどうしたんだ?

[因子持ちでない彼が吸血種になったとは考えにくく。
いくら苦手と言っても、吸血種の只中に置いておくのは忍びない。
そう考えてできるだけ安全な場所に誘導しようとイドに探させるが、彼の気配は関知できない。]

 予め、逃がした、か。

(260) 2013/10/02(Wed) 20:27:29

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