人狼物語−薔薇の下国

554 虹竜彩菓 ― 騎竜師学校祭典中 ―


虹彩の精霊師 アルビン

― 運動場の仔竜 ―

 『ぴぃ!』

[何なんだよ、という風竜の疑問>>253に対するのは『ともだち!』という即答。
自身の特異性に自覚がない仔竜にとっては、謎に思われているというのが謎だった]

 『ぴぅ……』

[問いへの答えに零れた笑み。>>254
それは、仔竜にとっては嫌なものではなかったけれど。
手を差し伸べられ、向けられた言葉に上がったのは、ちょっと困った、という響きの鳴き声。
それから、仔竜はふるる、と首を横に振ってふわりと舞い上がる]

 『ぴぃぃぁ、ぴぃ』

[『まだたりないから、だめ』。
そんな言葉を残して、仔竜はぱたぱた、飛んで行く。
魔法生物が数体、その後を追って飛んでいく。
何体かはその場に残り、一斉に四方に散ろうと動き出していた。**]

(260) 2021/12/07(Tue) 01:32:26

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